「出ない」「快腸」「下す」、皆さんどないな感じで?私は「下す」人です。と言っても、特別胃腸が弱い…という自覚はない。しいて言うなら「プレッシャーに弱い」かと。要するに「トイレが無い」「トイレに行けない」状況にやられてしまうようだ。その為、海外旅行中はどこに行っても何をするにも、まずは「トイレの確保(場所の確認)」が最優先事項となる。トイレの無い場所をでは、「いざとなったらどこでもいいから飛び込んで泣きつこう。」という天晴れな心意気で歩いている。とはいえ、どうにもならないのが移動中の乗り物。長距離バス・ツアーバスならまだしも、一般の路線バスや列車では、せまりくるビッグ・ウェーブと独り戦うほか道はない(幸いなことに、いまだ戦いに負けたことはない)。同じようなお悩みをもつあなたの為に、「これは!」というグッズを集めてみました。
1.「突発性の○痢に水なし1錠 ストッパ」
(個人差はあるだろうが)私には効く。日本でビッグ・ウェーブにみまわれたときに何度か試してみたが、ホントに痛みはおさまる。問題は、痛みは収まるが腸の動きは「止まらない」こと。要するに「痛くはないけど、(あたしもう一歩もここから)動けませ〜ん。頑張れあたしの括約筋。」という状態になるのだ。とはいえ、緊急時もっとも頼りになるのがこのストッパであることは間違い無い。国内/海外かかわらず、カバンの中に常備している。
2.「セイロガン糖衣A」
腹痛・消化不良・歯痛…何にでも効く、飲むタイガーバーム的な薬。何にでも効く薬は何にも効かない、と思いつつ旅行にはかかさない。早めに飲む方が効くような気がする。
3.「ビフィーナ50+10」
一包に60億個!のお腹に良い菌が入った顆粒の薬(?)。旅行に行く1ヶ月前ぐらいから毎日飲んでおくと、非常にお腹の調子がよい。森下仁丹製。
4.「超軽量の折りたたみ傘」
長距離のバス移動中など、いざとなったら止めてもらってそのへんの茂みで!というときに便利かと。
ちなみに、某知人はモンゴルへ旅行する際、事前に旅行会社から「傘を持ってくるように」と言われたという。現地に行ってみると(それは遊牧民の生活体験ツアーであった)、草原には茂みが無いので女性はトイレの際に持参の傘を目隠しに…という配慮であったそうな。ツアー客の中で唯一「透明のビニール傘」を持って来ていた我が知人の運命は〜想像してみましょう。
最後に、百戦錬磨のわたくしですが、心に残った「大ピンチベスト3」をご紹介。
1.冬の北海道スキー、ツアーバスにて移動中のビッグ・ウエーブ
どこまでも続く真っ白い雪原を見つめながら、あたしの頭も真っ白になりますた。
2.某百貨店・高級婦人服フロアど真ん中でわたしを襲った超ド級のウェーブ
本当に一歩も動けなくなり、この百貨店には二度と来ることはできないかもと腹をくくった。
3.会社近くの最寄り駅で地下鉄を降りたあと、トイレに駆け込む
個室の中から平静を装い、「私用でちょっと遅れます。」などと電話した。ちなみに駅から会社までは「徒歩1分」ほど。
|