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■New Zealand/2004
日本出発
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さあ日本出発です

うまれて初めての一人海外旅行である。わくわく感10%、不安30%、面倒くさい感60%の気分で関西空港に到着。「面倒くさい感」が当日ムクムクとわいてきた。仙台-大阪-関西空港の移動はあるし、荷物は重いし、季節は逆だし…、金はかかるし(当然です)。
「面倒なことになっちまった。申し込んだのは誰だー」と絶叫したい気分で搭乗案内を待つ。これから遊びで海外に行く人とは思えない形相だったに違いない。
ところで、ステイ先をクライストチャーチにした理由は「オークランド空港よりもクライストチャーチ空港のほうが市内に近いから」、それだけの理由。お腹が弱いんで(急激に○○をもよおすことアリ)、できるだけトイレのない状態での長距離移動は避けたいのです。ホームステイを斡旋してくれた会社にも「クライストチャーチ市内でお願いします」と、非常に粘着質に頼んである。しかし不憫なお腹だ。

関西空港発クライストチャーチ直行のNZ航空。往復運賃18万円也。
シンガポール経由の10万円をきる格安航空券もあったけれど、なんてったって初めて一人で乗る国際線である。奮発してNZ航空を選んでしまった。観光シーズンまっただ中とはいえ、飛行機だけで18万円は痛い。
日本を18:30に出発して、目的地クライストチャーチには朝9:30到着予定。ざっと12時間のフライト。通路側を確保してのんびりと旅を楽しむ…という予定だったが、結局寝ぱなっし。長時間のフライトを見越し、出発までの一週間できるだけ深夜残業したかいがあった、というべきか。おかげで12時間あっという間に過ぎてしまった。深夜残業が初めて役にたった(涙)。
入国審査を通って出口に向かう。「ホストファミリーが迎えに来ているはずなんで。もし居なかったら電話してみてくださいねー。」と軽〜く言われていたため、おそるおそる出口をぬけ、辺りを見回す。しかし「居なかったら電話」って、それはちょっと(私の語学力では)きついなあ…っと、おっ、いたいた。なんか私の名前のかかれた紙切れを持っているおばーちゃん発見。
ホストマザー、Dawnさんの車に乗り込む。「うちの家の隣にゴルフ場があってねぇ、この前ボールが飛び込んできて二階の窓が割れたんよ。で、ガラス屋さんとかにちょっとよってから家に帰りましょう。」と言われ、小一時間ほど市内をさまよう。…ステイ先はクライストチャーチのはずだが?ゴルフ場が隣??どこだ、そこは???それにしてもお腹が心配だ、一刻も早くトイレのある所に落ち着きたいんだがな。
買い物を終え、ようやく家に向かう。「家までどのくらい?」「1時間半ぐらいかねぇ。」ええええ?(*o*)「クライストチャーチのホストファミリー」と頼んであったんだけど…まじですか。まじですか。まじですか。
15分ほど走ると、あっと言う間に郊外へ。延々と両サイドに牧場が続く。「ひゃーすごい。」…と景色を見る事で、お腹から気をそらすよう心掛けるわたくしであった。
なんにもない丘をひたすら走り、山(?)を越えること1時間半、やっと海際までやってきた。目的地はバンクス半島のAkaroa(アカロア)というリゾート地の近くらしい。めちゃ遠いじゃないですか。
ようやくスティ先に到着です。そこは町でもなければ村でもない、ゴルフ場に沿って家が数軒あるだけの所だった。しかし「クライストチャーチのホストファミリーの件」はどうなってんだ?ひょっとして、ここもクライストチャーチ?
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