ベルギー旅行

日本からベルギーへ

さああ、とうとうベルギー&スイス旅行へ出発なっしー。
旅の前半はベルギーで酒三昧、後半はハイキング三昧の予定なっしー。
一年間ためたストレスを発散するなっしよー。ヒャッハー。

(外装だけ)サッカーワールドカップ仕様のルフトハンザ機にて、一路ミュンヘンへ。ルフトハンザは大好きなっしー、「ドイツ」ってだけで安定感&安心感があるなしなー。機内で飲むのはもちろん「ドイツビール」なっしー。でも缶ビール、残念なっしなー。。せっかくドイツの航空会社なんだから、飛行機の中だけで飲める「機上樽生」の導入を希望するなっしなー。

ドイツ、ミュンヘン空港で乗り換えて、ようやくベルギー・ブリュッセル空港到着なっしー。お家を出たのは朝6時、今はベルギー時間で夜8時過ぎ(日本時間深夜3時)。すでに21時間経過してるなしなー。もう、疲れて吐きそうなっしー。でもまだゴールじゃないなしよ。これから高速バスに乗って、本日のお宿のアントワープまでいくなしなー、遠いなっしー。

高速バス代 10 Euro(1,380円 / 1 Euro=138円)。

アントワープ到着

到着なっしー。夜10時に到着ということで、アントワープ鉄道駅前の高速バス乗り場の近くのホテルを予約したけど、まだまだぜんぜん明るかったなしなー。

翌日、アントワープの朝。
お天気はいまひとつ…梨汁ブシャー!

天気が悪いけど気を取り直して、まずはアントワープ鉄道駅に向かうなっしー。
鉄道駅構内には観光案内所があって、フランダース地方共通のバス・トラム乗り放題カードが購入できるなっしー。まずはそれを手に入れるなしな。

ちなみに、アントワープ駅の内装は必見なしよ。とっても豪華で綺麗なっしー。海外の雑誌で世界で一番綺麗な駅No1に輝いたこともあるなっしー。
正直、ふなっしーは興味ないけどね。

ご覧のとおり、アントワープ鉄道駅から旧市街までは結構はなれてるなっしー。歩くと30-40分かかりそうなっしー。だから、トラムかプレメトロに乗ると便利なしな。
トラムNo10とNo11は旧市街のあたりでぐるっとループしているので、降りる場所が不安な人はこれに乗るといいなっしー。

あと、アントワープから旧市街までは地下を走るプレメトロというトラムと地下鉄のあいのこみたいな路線もあるから注意なしな。降りる駅を覚えておかないとえらいことになるなっしー。

これがバス・トラムカードなっしー。
アントワープ、ゲント、ブリュージュでも共通で使えるなしな。乗り物に乗るたびに、車内にある黄色い刻印機に通してバリデーションしないとダメだから忘れないようにするなっしー。忘れて捕まると、その場でえらい罰金とられるらしいなっしなー。
値段は10Euro、アントワープなら駅から旧市街間なら大体10回乗れるなっしー。もっと遠いところに行くと10回より少なくなるので気をつけるなっしー。
バリデーションする度に裏面に日付と使った金額が印字されるので、要チェックなっしー。

旧市街で適当にトラムを降りて、歩いていくなっしー。
遠くに尖塔が見える巨大な教会「聖母大聖堂」を目指すなっしー。

聖母大聖堂の前の広場に到着。ここにはフランダースの犬を記念した謎のモノリス、もとい謎の黒いモニュメントがあるなっしー。

あまりにも沢山の日本人観光客がアントワープ観光案内所に押し寄せて、フランダースの犬について話をしつこく聞くので、とうとうこんな記念モニュメントが現れたなしよ。ちなみにトヨタ寄贈だとか。もちろん、日本人以外に興味を示す人はいなくて、外国人のベンチ代わりになってて、ちょっと見てて悲しいなしなー。

他にも、ネロの暮らした町らしき場所には、また別のネロとパトラッシュの銅像があるそうなっしー。

「フランダースの犬」物語、実は原作はイギリスの児童書なっしー。

貧乏な少年ネロ(15才)が病気のおじいさんを抱え、牛乳運搬人として犬のパトラッシュと一生懸命暮らすけど、「唯一の肉親・じいちゃん死亡→放火の疑いをかけられて家を追い出される→画家を目指して応募した絵画展落選」と、不幸のトリプルコンボで生きる希望を無くすなっしー。
そしてクリスマスの日、ずっと見たいと願ってた聖母大聖堂内のルーベンスの絵を見ながら、パトラッシュといっしょに冷たくなって死んでしまう…この世にこれ以上悲しい話は無いというぐらい悲しい物語なしなー。
おまけに、「落選」の知らせは間違いで本当は「入賞」、画家として未来が開けそうだった…という追い討ちをかけるよう設定まであるなっしー。

このアニメシリーズを見て涙した日本人は多いなしなー。

でもこの物語は海外ではほとんど知られてなくて、おまけに「15歳にもなって、自分で人生を切り開けなかった負け犬物語」扱いで、ぜんぜん受け入れられなかったらしいなっしー。

これを見て涙が出ないような国の人々と分かり合うのは正直「無理」だと思う今日この頃なしなー。ブータンの人とかは一緒に泣いてくれそうな気がするなっしー。

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