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クロンマクノイズ Clonmacnoise
■学校に通い始めて1週間、そろそろ町にも慣れて来た。どこかへ行きたいと思い計画を練る。アラン諸島やモハーの断崖は週末に取っておくとして、平日行けそうなところを探す。ガイドブックを物色すると、アスローンという町に「ギネス公認のアイルランド最古のパブ」を発見!これは行くしかないでしょう。しかしアスローンまでは電車で1時間、わざわざ電車で酒を飲みに行くのもどうだろうか。と、アスローンにクロンマクノイズという遺跡を見つける。6世紀に建てられた修道院跡だという。
ギネスも公認するアイルランド最古のパブと遺跡巡り。
ちょっといい感じではないか。しかし本によると、夏場はツアーもあるが冬季はアスローンの街からタクシーで行くしかないとのこと。費用はかかるが仕方がない。

■学校が終わってから、お昼用のパンを買って13:00の電車に乗り込む。アスローンで止まるかどうか駅員さんへの確認も怠らない。Galwayに来た時の電車と違ってものすごく綺麗だった。日本の特急電車みたい。「座席に足を上げないでください」のはり紙がはってあるのが日本と違うか。電車に揺られること1時間、アスローンに到着。
町の中心に向かい、ガイドブックにあったタクシー会社を捜すが見つからず。
帰りの電車は18:30。時間もあまりないのでちょっと焦る。
市民相談室らしいもの(年金とか保険のパンフレットが沢山置いてあった…)を見つけ、そこらの店で聞くよりは確かだろうとビル内に突入。受け付けには品のいいおばあちゃんが座っている。とりあえずそのおばちゃんに、日帰りでタクシーを雇いたいので近所にあるはずのタクシー会社を探しているというと、なんとおば様がタクシー会社に電話してお迎えを頼んでくれたではないか。いやー、親切な人だ。ありがとう、おばちゃん。

■クロンマクノイズまでタクシー往復と現地1時間見学で40ユーロ(2004/11現在 1ユーロ140円ぐらい)、日本円で5600円程度。
ものすごい勢いでぶっとばすタクシーで走ること40分、ようやくクロンマクノイズが見えてきた。想像していたより立派なビジターセンターがあり、中の展示スペースは見ごたえ十分。というか英語の説明文読みごたえあり(汗)。平日の夕方、それも冬場とあってお客は私も含めて4人程度であった。英語の説明文に疲れ外に出てみると、修道院跡とラウンドタワー、ハイクロスがならんでいる。一部修復中でシートがかけられていたのが残念だった。ちなみに外にあるハイクロスはレプリカで、本物はビジターセンター内に納められております。
適当に眺めながら写真など撮影。天気がよく、遠くまで見渡せる。
なだらかな緑の丘が続く風景が日本人には非常に新鮮。

45分後(1時間も時間がもたなかった)、駐車場で待っていたタクシーに乗り、アスローンの町に戻る。周りはもう薄暗い。
さっそくお目当てのパブを探して町をうろうろするが、なかなか見つからない。ようやく見つけたパブはアスローン城の裏側にあった。パブに入ってギネスを飲みつつ、汽車までの時間をつぶす。外観は派手だけど、店内はウッディ調で雰囲気がよい。
地元の人達(多分)が、まだ5時だというのにバンバン酒を飲んでいる。仕事はどうした仕事は。仕事帰りらしい若い女性もちらほら。
駅に戻ると、チケット売り場は閉まっており無人駅状態。(駅員室に人はいたけど働いている様子無し)。切符を確認されることもなく、やって来た汽車に乗り込む。
Galway駅で下りるときも切符の確認なし…。なんでやねん。
5時間程度の滞在にしては、充実の一日だった。

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