さて、チェアリフトに乗って山頂、いやいや丘の中腹へ。リフト自体は600mぐらい、くねくね滑走しても800mぐらいでしょうか。物足りないといえば物足りないですが、シーズン初めなんでこんなもんでＯＫでしょう。

レヴィの町に向かって滑り降りる感じです。町の向うにはかっちんこっちんの湖、そして「ツンドラ」って感じの森がずーっと続いてます。ほんとに何もない。

■レストランHorizont
リフトを上がった正面にレストランがあります。ちょっと歩きますが。リフト降り場にはこんな（写真右）看板がありましたが、はっきり言ってなんのこっちゃです。 "Avoinna Klo 10-20"てなんやねん。※結局調べたところによると"Open 10-20"という意味でした。"Avoinna Klo **-**"この表示、旅行中よく遭遇します。覚えておくとお得です。
しかし"Avoinna"って、"open"と似ても似つきませんな。フィンランド語って手ごわい･･･と思った最初の出来事でした。

レストランの中。黒板にメニュー、あとカウンターにサンドウィッチやスナックが並んでます。メニューは読めないんで（英語メニューもあるかも）、ビールとサンドウィッチでお昼ご飯。他の人が食べているものをチラ見した感じでは、「今日は何のパーティですか？巨大ピザ」「今日はそれ一食ですか？山盛りパスタ」みたいな料理が人気のようでした。頼まんでよかった。
ところでフィンランドでよく見かけたんですけど、ビール小（ハーフ）を頼むと必ずメモリの付いたグラスに入れてくれるんですねえ。当然、グラスの半分しか入ってなくて何気にしょっぱなから「誰かの飲みかけ」みたいな感じなんです。･･･別にいいんですけど･･･ね。

【メモ】ビールとサンドウィッチ　１０ユーロ（約１６００円）

窓の外はこんな感じ。

３時のゲレンデ。完全に夜、ですね。ＬＬビーンで購入した高級温度計キーホルダによると「-１６度」でした。しかし、日本のゲレンデ「−１６度」より絶対寒い。特にリフトの上が最悪。腕も足も体も震えが止まらんのですわ。なんでやろ、なんでこんなに寒いのか、フィンランド。なんか、こう、寒さがすっこーんと上に抜けていくような空気感、まさに「極寒」ということばが相応しい。

ゲレンデにあるポールも冷凍庫の中ばりに霜。
背負ったリュックに入れといた予備の使い捨てコンタクトも「完全に」凍結。すごい、初めて見た。