■ミッケリ到着
電車に乗ること３時間程、ようやくミッケリ駅到着です。乗り換えのない直通電車を選んだので、安心して乗ってられました。出発も遅れたことだし、乗り換えするんだったら焦っただろうと思います。乗り換えなしをお勧めしますね、わたしは。

１７：５０、とっぷりと暗くなったところでミッケリ駅に到着です。さあびっくり。電車から線路に直接降りるんですねえ。ホーム無しです、ホーム無し。この時点で「えっ？」。
さらに改札・駅舎を探して「ナニ？」。線路の脇になんだか小さな木造の建物が一つ、え、これが駅？駅と道路を隔てる柵もないし･･･。ホームステイをお願いしたエージェントさんから「ファミリーが電車の時間に合わせてお迎えに行くんで、駅で待っててくれれば大丈夫ですよ」と言われていたのですが･･･。「おーい、一体どこからどこまでが駅なんですかー？どこで待つの〜」。まあ、すぐにホストファーザーのイストさんが私を見つけてくれたんですけど。

イストさんの運転でお家へ向かいます。真っ暗な道を４０分ぐらい。「実はこの人、ホストファミリーの人じゃなかったらどうしよう。･･･某国に売られたりして。地続きだしなあ。」などと考えたりしているうちに到着です（笑）

【メモ】
ホームステイは「Mikon Finland Shop / ミコン　フィンランド　ショップ」さんにお願いしました。ネット上で見つけて、メールで問い合わせ・申込みをしたのですが、対応も素早くなかなか良かったです。初めは恐る恐るメールしたんですけども（笑）。結果的には◎でした。お世話になりました！

ステイ先にお邪魔して、まず目を引いたのが、コレ。なんと呼ぶのでしょう。暖炉とオーブンが合体したようなコレ。料理もできるし、さらに暖房にもつかう優れものなんだそうです。一旦、火を入れて暖めると、数日間高温を保ち家を暖めることができるんだとか。フィンランドではごく普通のものらしいです。

写真右：温度計の目盛りが「100-200-300-400-500度」まで！皿が焼けそう。

とまあ便利なものなんですが、「薪」が必要です。ちょいと面倒。
ストーブの上に大量のマッチも発見。いやあ、マッチなんて見るの久しぶりだ。

日本人として一言、言わせて下さい。「こんなところにモノを置いてはいけません。地震があったら大変です。」　ところが、フィンランドって地震がない国なんだそうですね･･･。そんな平和な国があったとは。

おうちのすぐそばに湖がありました。そして、湖の脇には「サウナ小屋」。これか！テレビでよく見る、サウナであったまって氷の湖へドボン、というやつ。凄い、本物だあ。

お外の気温は「０度」やっぱり暖かい。普段なら凍っている湖の氷も、今年は全然薄いままなんだそうです･･･。